小学生の英語、学校だけで本当に大丈夫?親が知っておきたい現実と対策

コラム

2025-11-20

「小学校の英語って、週に少ししかないみたいだけど、本当にそれで大丈夫?」「周りはどんどん英語の習い事を始めているのに、うちは何もしていなくて不安…」。


英語が教科として本格的に入ってきたとはいえ、親としては「学校の授業だけで将来困らないレベルになるの?」という心配がつきものです。


特に、


・ 自分は英語で苦労したから、子どもには同じ思いをさせたくない


・ 塾やオンライン英会話をやらせた方がいいのか知りたい


・ でも、家計や時間を考えると、何でもかんでもは難しい


という現実もありますよね。


 


この記事では、


・ 小学校での英語のねらいや、身につきやすい力


・「学校だけ」でカバーしきれない部分


・ 習い事を増やす前に、家庭でできる現実的なサポート


・ お金をかけずに、実際に外国人と話す経験をつくる方法


などを、心配する親御さんの目線から、やさしく整理していきます。


 


「今のままで本当に大丈夫なのか」を一緒に考えつつ、必要以上に不安になりすぎないためのヒントもお届けします。


 


 記事のポイント


・ 小学校の英語は「文法よりも、英語に慣れること・コミュニケーションへの抵抗を減らすこと」が大きな目的。


・ 学校だけでも「ゼロよりずっと良い」けれど、**聞く・話す量はどうしても限られる**のが現実。


・ 習い事を増やす前に、家庭でできる声かけや「おうち英語」の工夫で、十分に土台づくりができる。


・ お金をかけなくても、外国人と1対1で話せる学びの場(言語交換サービス「まなびね」)を活用すれば、「生きた英語」に触れる機会も作れる。



目次


1. 小学校の英語授業のねらいと現状を整理しよう


2. 学校の英語「だけ」で身につきやすい力・限界


3. 心配な親御さんが抱えがちな3つのモヤモヤ


4. 習い事を増やす前に考えたい「家庭でできること」


5. お金と時間をかけすぎない「おうち英語」のアイデア


6. 実際の外国人と話してみる経験の大切さ


7. 無料で外国人と1対1で話せる学びの場「まなびね」


8. まとめ:足りているかより「どう支えるか」で考えてみる


 


1. 小学校の英語授業のねらいと現状を整理しよう


まずは、「今の小学校の英語って、そもそも何を目指しているの?」というところから整理してみましょう。


多くの保護者の方がイメージしがちなのは、自分たちの中学・高校時代の英語です。文法・単語・長文読解・テスト…という「勉強としての英語」が強く頭に残っているため、


小学生のうちから、ちゃんと文法をやらないと追いつけないのでは?


と不安になる方も少なくありません。


しかし、現在の小学校英語の大きなねらいは、どちらかというと


・ 英語の「音」に慣れること


・「聞く・話す」を通じて、コミュニケーションの楽しさを知ること


・ 英語への苦手意識をできるだけ減らしておくこと


にあります。


 


もちろん、学年が上がるにつれて、文字としての英語(読む・書く)も増えていきますが、まだ「がっつり文法を覚える」という段階ではありません。


言い換えると、「英語に親しむ土台づくり」に近いイメージです。


ですから、学校の英語だけを見て「文法を全然やっていない」「単語もそんなに書かされていない」と焦るよりも、


・ 英語そのものへの抵抗が減っているか


・ 外国語で話すことを「おもしろい」と感じ始めているか


といった視点で見てあげることが大切です。


 


 2. 学校の英語「だけ」で身につきやすい力・限界


とはいえ、学校の授業にはどうしても時間の限りがあります。そこで、


・ 学校の英語「だけ」で身につきやすい力


・ 学校だけではカバーしにくい部分


を、いったん分けて考えてみましょう。


 


 学校の英語だけでも身につきやすい力


・ 英語の音やリズムに慣れる


・ 簡単なあいさつや自己紹介ができるようになる


・ アルファベットや簡単な単語に親しみが持てる


・ 「外国語で話す」という経験を通じて、人前で話す自信が少しずつつく


これらは、クラス全体での活動でも十分に身につきやすい力です。特に、英語をまったく知らずに中学へ上がるよりは、小学校で少しでも慣れている方が、その後のスタートがかなり楽になります。


 


学校だけでは限界がある部分


一方で、次のような力は、学校だけではどうしても不十分になりがちです。


・ 英語を使って、自分の考えや気持ちをじっくり伝える力


・ 自分の興味に合わせて、英語で情報を集めたり読む力


・ 一人ひとりがじっくり話す時間(アウトプットの量)


・ 「聞き取れた・伝わった」という成功体験を積み重ねる機会


どうしても、教室という場では「先生1人に対し、子どもが20〜30人」という構造です。


全員がたっぷり話す時間を取るのは難しく、「英語に触れるきっかけ」にはなっても「十分な練習量」にまではなかなか届かないのが実情です。


 


だからこそ、親としては「このままで本当に大丈夫?」と不安になるのですよね。


 


 3. 心配な親御さんが抱えがちな3つのモヤモヤ


「学校の英語だけで足りているのか」と心配する親御さんのお話を聞いていると、だいたい次のようなモヤモヤが重なっていることが多いです。


① 周りと比べてしまう不安


・ ママ友から「英会話教室に通い始めたよ」と聞く


・ SNSで「小学生からオンライン英会話を週3回」という投稿を見る


そんな情報に触れると、どうしても自分の子を「比較の物差し」で見てしまいがちです。


 


うちは何もしていないけど、本当に大丈夫なのかな…?


という不安は、ごく自然な感情です。


 


 ② 自分の経験と今の教育を重ねてしまう不安


親世代の多くは、「読み書き・文法・テスト中心の英語教育」を経験してきました。その結果、


・ 「英語は勉強としてはやったけれど、全然話せない」


・ 「受験のためだけの英語だった」


と感じている方も多いはずです。


 


だからこそ、小学校の「楽しい英語の時間」を見て、


こんなに遊びっぽくて、本当に力がつくの?


と不安になるのも、無理はありません。


 


 ③ 将来を思うと「今から何かしてあげなきゃ」と焦る気持ち


・ 英語ができると将来の仕事の幅が広がる


・ 大学入試でも英語は避けて通れない


そう考えると、「今からやっておいてあげないと、後で子どもが困るかも…」という焦りが出てきます。


 


焦る気持ちは、子どものためを思う親心そのものです。ただ、焦りだけで習い事や教材を増やしてしまうと、時間やお金の負担が大きくなり、親子ともに疲れてしまうこともあります。


 


そこで次の章からは、「学校だけで足りるか/足りないか」という白黒ではなく、


学校の英語をベースに、家庭では何を足してあげるとちょうど良いか


という視点で考えてみましょう。


 


 4. 習い事を増やす前に考えたい「家庭でできること」


英語の習い事やオンライン英会話を否定するつもりはまったくありません。実際に、良い先生や環境に出会えれば、子どもにとって大きなプラスになります。


ただ、


・ すでに他の習い事で予定がいっぱい


・ 家計的にも、これ以上月謝を増やすのは心配


・ 子ども本人があまり乗り気ではない


という状況で、無理に新しい習い事を追加しても、長続きしないことが多いのも事実です。


 


そこでまずおすすめしたいのが、


家庭でできる小さなサポート」を整えてから、必要なら習い事を検討する


という順番です。


家庭でできるサポートといっても、難しいことではありません。


・ 子どもが学校で習った英語の歌やフレーズを、「ちょっと聞かせて」とお願いしてみる


・ 宿題の英語プリントを、「どんな内容?ママ(パパ)にも教えて」と、先生役になってもらう


・ 子どもが「英語でこれ何て言うの?」と聞いてきたとき、一緒に調べてみる


こうした関わりだけでも、子どもにとっては「英語=家でも話題になるもの」「がんばりを見てくれる人がいる」という感覚につながります。


 


習い事の有無以上に、「英語をがんばっている自分を、親がちゃんと見てくれている」と感じられることが、子どものやる気を支えてくれます。


 


5. お金と時間をかけすぎない「おうち英語」のアイデア


では、具体的にどんな「おうち英語」が現実的でしょうか。ここでは、特別な教材をそろえなくてもできる方法を中心にご紹介します。


 ① 1日1フレーズだけ「英語の日常会話」を入れてみる


たとえば、


・ 朝のあいさつだけ「Good morning!」と言ってみる


・ ごはんの前に「Let’s eat!」と声をかけてみる


・ 寝る前に「Good night.」と言ってみる


など、日本語の中に、ちょっとだけ英語を混ぜてみるイメージです。


最初は親御さんが忘れてしまうこともあるので、冷蔵庫に付箋を貼っておいたり、スマホのリマインダーを使ってもいいかもしれません。


 


 ② 子どもの「好きなもの」と英語を結びつける


・ ポケモンや好きなキャラクターの英語名を調べてみる


・ サッカーやダンスなど、習い事に関連する英単語を一緒に調べる


・ 好きなアニメの主題歌の英語バージョンを一緒に聞いてみる


「英語の勉強をしなさい」ではなく、


「〇〇(好きなもの)って、英語で何て言うんだろうね?」


という入り方にすると、子どもも自然と興味を持ちやすくなります。


 


③ 親が「知らないことを一緒に調べる姿」を見せる


親御さん自身が英語に苦手意識を持っている場合、つい


ママ(パパ)は英語ダメだから…


と言ってしまうことがあります。でも、それを聞いた子どもは、


英語は大人でもできない、難しくてこわいものなんだ


と感じてしまうかもしれません。


 


それよりも、


・ 「ママも分からないから、一緒に調べてみよっか」


・ 「へぇ〜、こうやって言うんだね。ママも初めて知った!」


という姿を見せることで、子どもは


分からないことがあっても、自分で調べていいんだ


と学びます。


 


これは英語だけでなく、将来の勉強全般にとっても、とても大きな財産になります。


 


6. 実際の外国人と話してみる経験の大切さ


学校でも、ALTの先生(外国人の先生)とのやりとりがあることは多いですが、どうしても一人ひとりが話す時間は限られます。


実は、英語への抵抗感を減らし、将来の「おしごと」で使える英語につなげていくうえで、とても大切なのが、


「自分の英語が、実際の外国人にもちゃんと通じた」


という成功体験です。


・「ハロー」とあいさつしたら、にっこり笑って返してくれた


・ 片言でも、自分の好きなゲームの話を聞いてもらえた


・「サンキュー」と言ったら、「You’re welcome!」と返ってきた


こうした小さな経験が、


 英語で話すのって、思ったよりこわくないかも


という感覚につながっていきます。


 


とはいえ、近所に外国人が多くいる地域ばかりではありませんし、英会話教室に通うのも時間や費用のハードルがあります。


そこで最近は、オンラインで外国人とつながるサービスを使って、家にいながら「本物の相手」と話す経験をさせてあげる家庭も増えてきています。


 


7. 無料で外国人と1対1で話せる学びの場「まなびね」


ここで一つ、英語の習い事にかけるお金や時間が気になるご家庭にも紹介したいのが、日本語と英語を教え合う言語交換サービス「[まなびね](https://manabine.jp)」です。


 


まなびねは、


・ 英語を学びたい日本人


・ 日本語を学びたい外国人


が1対1でペアになり、お互いの言葉を教え合う仕組みのオンラインサービスです。


運営は広告費でまかなわれるため、利用者はレッスン料無料で参加できるのが大きな特徴です。


 


たとえば、30分のオンライン通話をするとして、


・ 前半15分:日本語でおしゃべり(外国人の日本語の勉強をお手伝い)


・ 後半15分:英語で簡単な自己紹介や、学校のこと・好きなものの話


というように、時間を区切ってお互いの勉強を支え合います。小学生が利用する場合は、保護者が隣で見守ったり、一緒に会話に入ったりすることで、安全に・安心して外国人との会話を体験できるように設計することができます。


 


まなびねの良いところは、


・ テキストに沿った「お勉強」だけでなく、「本物の人との会話」を通じて、英語を使う楽しさを感じやすいこと


・ 月謝を気にせず、「今月は忙しいから回数を減らす」「長期休みは少し増やす」といった調整がしやすいこと


・ 小学生のうちから、「自分の言葉で相手に伝える」経験を積み重ねられること


です。


 


学校の英語で「英語に慣れる土台」をつくりつつ、まなびねのようなサービスを使って、「実際に使ってみる場」を少し足してあげる。


そんなイメージでとらえていただけると良いかもしれません。


 


 8. まとめ:足りているかより「どう支えるか」で考えてみる


「小学生の英語勉強は学校だけで足りてる?」という問いに、完全な正解はありません。


子どもの性格や興味、家庭の状況によって、ちょうど良いバランスは変わってきます。


 


ただ、一つ言えるのは、


・ 学校の英語だけでも、「英語にまったく触れずに中学へ上がる」よりは、ずっと良いスタートが切れる


・ とはいえ、「聞く・話す」の量や、実際に人と話す経験は、学校だけでは足りない部分もある


ということです。


 


そのうえで、親としてできることは、


・ 周りと比べて焦りすぎず、「うちの子に合うペース」を一緒に探すこと


・ 習い事を増やす前に、家庭でできる小さなサポートや声かけを整えること


・ お金をかけなくても、オンラインの言語交換などを活用して、「実際に英語を使う場」を少しずつ用意してあげること


ではないでしょうか。


 


「足りているかどうか」をゼロか100かで考えるのではなく、


 学校の英語を土台にしながら、家庭やオンラインで、どんな小さな一歩を足してあげられるか


という視点で考えてみると、少し気持ちが楽になるかもしれません。


 


不安になるのは、それだけお子さんの将来を大切に思っている証拠です。


その気持ちを大事にしながらも、親子ともに無理をしすぎない形で、英語との良い距離感を一緒に見つけていけるといいですね。


 

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